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Books : いろいろなオススメ書籍を「書評/レビュー」で紹介


 
  • 私が過去に読んだ様々な書籍の中から、【オススメ書籍】をいくつかご紹介します。
  • 私自身の理解力の低さ・文章力の無さは棚に上げていますので、「何と拙い書評/レビューだろう」と笑われるかもしれません(涙)。
  • オマケとして、オススメ度★印...最高5個)・難易度初級...中級...上級)・抜き書きノート抜粋)を付けました。
  • 書籍タイトル&画像をクリックすると、新たにアマゾン(Amazon.co.jp)の画面が開きます。そこに、多くの読者が書いた様々な「書評/レビュー」が載っています。ぜひ、この Amazon の書評を読んでみてください。バラエティーに富んだ多様な視点が、とても参考になります。
  • 経営の先達が残した知恵と経験の数々・・・。その「入り口」をじっくりと覗いてみてください・・・。

 ◆ いろいろ

勉強と居眠りは両立できるのか?

7つの習慣―成功には原則があった!  ←[Amazon レビュー]


スティーブン・R. コヴィー(キングベアー出版)
ジェームス・スキナー 川西茂(訳)
★★★★★ 【初級】【中級】
価格:¥2,039

 原題は『 The 7 Habits of Highly Effective People 』。世界中で2000万部以上も売れ続けている大ベストセラーです。何と、クリントンやトム・ピーターズも推薦文を書いています。

 第一の習慣の根拠である「人間には、刺激と反応の間に選択の自由がある」という考え方を理解し取り入れるだけでも、大きな価値があります。反応的な人は「石を投げられる」という刺激に対し、すぐに「怒る」という反応を示します。主体的な人は、他人の行動に振り回されず、自分の反応を自分で選ぶことができる。それは、自らの深い価値観に基づくと著者は述べています。この考え方は、エックハルト・トールの言う「思考と気づきの分離」に繋がるのではないかと思います。

 1996年の日本での初版を読み、感銘を受けました。その後何度か読み返していますが、その価値は今でも変わりません。実践を続ければ、自分や他者に対するリーダーシップやマネジメントの本質を身につけることができるでしょう。

【抜き書きノート】 ... スティーブン・R. コヴィー 『7つの習慣』 より
人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている。

「自分の価値観に基づき行動する」ことは、主体的な人の最も基本的な性質といえる。反応的な人は「その時折の感情、状況、条件づけ、環境などに左右される」が、主体的な人は深く考え、選択し、内面化した価値観に基づいて自らを支配する。

問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。それは、自分の外にある事柄に支配されることを容認することであり、変化に対するパラダイムが、アウトサイド・インになることである。つまり、私たちが変わることができる以前に、あるいは状況を改善することができる前に、外にある事柄が変わらなければならないという考え方である。主体的なアプローチは、インサイド・アウトで変わることである。自分のあり方(自分の内にあるもの)を変えることにより、自分の外にあるものをプラス方向に転換させることができる。つまり、私はもっと勤勉になれる、もっと創造的になれる、もっと協調性のある人になれるという考え方である。
... スティーブン・R. コヴィー 『7つの習慣』 より

【目次】
第1部 パラダイムと原則について
 インサイド・アウト
 人生の扉を開く「7つの習慣」
第2部 私的成功
 1 主体性を発揮する・・・自己責任の原則
 2 目的を持って始める・・・自己リーダーシップの原則
 3 重要事項を優先する・・・自己管理の原則
第3部 公的成功
 相互依存のパラダイム
 4 Win-Winを考える・・・人間関係におけるリーダーシップの原則
 5 理解してから理解される・・・感情移入のコミュニケーションの原則
 6 相乗効果を発揮する・・・創造的な協力の原則
第4部 再新再生
 7 刃を研ぐ・・・バランスのとれた自己再新再生の原則

 

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入門 経済学  ←[Amazon レビュー]


伊藤元重(日本評論社)
★★★★ 【初級】
価格:¥3,150
 はじめて経済学を学ぶ人向けに易しく書かれた、大学学部レベルの「入門用教科書」です。

 本書『入門 経済学』の一番の強みは、理論的な解説だけでなく、それが現実の経済問題にどう繋がっているのかが理解できることです。導入や概念の説明が丁寧で事例も豊富なため、一般的な教科書に比べて数段わかり易いと感じます。読みながら「なるほど、そうだったのか!」と何度も相づちを打つことになるでしょう。
 また、一般的な経済学の教科書と違い、「数式」をあまり使わずに解説していることも、「文系人間」にとっては大変ありがたいことです。
 ただし、ボリュームがある(500ページ超)ので、それなりに時間は必要です。

 著者の伊藤元重氏は、テレビ東京のニュース番組「ワールド・ビジネス・サテライト」にコメンテーターとしても出演している東京大学大学院の教授(専門は国際経済学と産業経済)です。
【抜き書きノート】 ... 伊藤元重 『入門 経済学』 より

... 伊藤元重 『入門 経済学』 より

【目次】
 0 経済学とはどのような学問か
Part 1 ミクロ経済学
 1 需要と供給
 2 需要曲線と消費者行動
 3 費用の構造と供給行動
 4 市場取引と資源配分
 5 ゲームの理論入門
 6 独占と競争の理論
 7 市場の失敗
 8 不確実性と不完全情報の世界
 9 消費者の理論
Part 2 マクロ経済学
 10 経済をマクロからとらえる
 11 有効需要と乗数メカニズム
 12 貨幣の機能
 13 マクロ経済政策
 14 インフレと失業
 15 財政政策のマクロ経済分析
 16 経済成長と経済発展
 17 国際経済学

 
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