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Books : 【 経営学入門 】のオススメ書籍を「書評/レビュー」で紹介


 
  • 私が過去に読んだ「マネジメント・経営関連書籍」の中から、【オススメ書籍】をいくつかご紹介します。
  • 私自身の理解力の低さ・文章力の無さは棚に上げていますので、「何と拙い書評/レビューだろう」と笑われるかもしれません(涙)。
  • オマケとして、オススメ度★印...最高5個)・難易度初級...中級...上級)・抜き書きノート抜粋)を付けました。
  • 書籍タイトル&画像をクリックすると、新たにアマゾン(Amazon.co.jp)の画面が開きます。そこに、多くの読者が書いた様々な「書評」が載っています。ぜひ、この Amazon の書評を読んでみてください。バラエティーに富んだ多様な視点が、とても参考になります。
  • 経営の先達が残した知恵と経験の数々・・・。その「入り口」をじっくりと覗いてみてください・・・。

 ◆ 経営学入門

勉強と居眠りは両立できるのか?

経営学入門〈第2版〉(上) 経営学入門〈第2版〉(下)  ←[Amazon レビュー]



榊原清則(日経文庫)
★★★★ 【初級】
価格:¥903(上)
価格:¥872(下)
 ロングセラーをつづけている、初学者向けに評価の高い入門書です。戦略論と組織論を経営学の2つの柱として解説しています。内容はまさに「教科書」そのもので、それぞれの分野をていねいに記述しています。最近の改訂で、新しいトピックスも加わりました。

 最初に目を通す一冊として、最適なのではないでしょうか。下巻巻末付録の「経営学の変遷」と「文献紹介」はコンパクトにまとめてあり、これだけでも読んでおいて損はありません。

【抜き書きノート】 ... 榊原清則 『経営学入門』 より

... 榊原清則 『経営学入門』 より

【目次】
(上巻)
I 経営学とは何か
 1 企業を対象とする学
 2 組織としての企業
 3 企業の戦略
 4 本書の構成
II 組織行動論 ── ミクロ組織論
 1 個人行動
 2 集団活動
 3 リーダーシップと管理者行動
III 組織理論 ── マクロ組織論
 1 組織構造
 2 組織構造の機能分析
 3 組織のデザイン
IV 経営戦略論
 1 戦略論の基礎
 2 資源戦略論
 3 競争戦略論
 4 ドメイン戦略論
(下巻)
I 企業成長のための戦略と組織
 1 企業成長の方向性
 2 新規事業の戦略代案
 3 最適参入戦略
 4 外部資源活用型の成長戦略と組織
 補論1 スリーエム(3M)の社内ベンチャー
 補論2 IBMの社内ベンチャー
II 国際化のための戦略と組織
 1 国際化の戦略
 2 多元的国際化 ── ABBの事例
 3 国際化の先進事例
 4 国際化を支える組織
III イノベーション経営の戦略と組織
 1 イノベーションのS字曲線
 2 企業がめざす二種類のイノベーション
 3 企業の研究開発とその成果
 4 新たなイノベーション課題
IV 日本企業の経営課題
 1 目標におけるトレードオフを解決する
 2 戦略性を強化する
 3 ビジネスモデルを組み立てる
 4 真のゼネラルマネージャーを育てる
付録1 経営学の変遷 ── 組織論と戦略論の前史
付録2 文献紹介

 

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ゼミナール 経営学入門〈第3版〉  ←[Amazon レビュー]


伊丹敬之・加護野忠男(日本経済新聞社)
★★★★ 【初級】【中級】
価格:¥3,150
 一橋大学・神戸大学という、それぞれ日本でも有数のMBA教育を行ってきた両大学の巨頭による共著です。すでに第三版を数えました。

 書名には「入門」とありますが、実ははじめて読む本としては、上で紹介した榊原清則『経営学入門』の方が良いと思います。むしろ、企業等である程度の経験を積んだ人にとって得るところの多い一冊です。特に、「第3部 矛盾と発展のマネジメント」は是非ともお薦めしたい内容です。

【抜き書きノート】 ... 伊丹敬之・加護野忠男 『ゼミナール 経営学入門』 より

... 伊丹敬之・加護野忠男 『ゼミナール 経営学入門〈第3版〉』 より

【目次】
序章 企業のマネジメントとは
第I部 環境のマネジメント
 1章 戦略とは何か
 2章 競争のための差別化
 3章 競争優位とビジネスシステム
 4章 多角化と事業ポートフォリオ
 5章 企業構造の再編成
 6章 国際化の戦略
 7章 資本構造のマネジメント
 8章 雇用構造のマネジメント
第II部 組織のマネジメント
 9章 組織と個人、経営の働きかけ
 10章 組織構造
 11章 インセンティブシステム
 12章 計画とコントロール:プロセスとシステム
 13章 経営理念と組織文化
 14章 リーダーシップ
 15章 人の配置、育成、選抜
第III部 矛盾と発展のマネジメント
 16章 矛盾、学習、心理的エネルギーのダイナミックス
 17章 パラダイム転換のマネジメント
 18章 企業成長のパラドックス
 19章 場のマネジメント
第IV部 企業と経営者
 20章 企業という生き物、経営者の役割
 21章 コーポレートガバナンス

 
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マネジメントの世紀 1901〜2000  ←[Amazon レビュー]


スチュアート・クレイナー(東洋経済新報社)
★★★★★ 【初級】【中級】
価格:¥2,625
 過去100年間に及ぶ経営管理論の歴史が、まるでパノラマを見るように描かれています。事項を羅列しただけではなく、生身の人間群像に出会えるといった印象です。

 時代が変わり環境が変わることで、それまでの手法が機能しなくなる・・・という経験を繰り返してきたことが実感できます。そこから、我々の「今」を見つめ直すことに繋げていくべきでしょう。

【抜き書きノート】 ... スチュアート・クレイナー 『マネジメントの世紀 1901〜2000』 より

... スチュアート・クレイナー 『マネジメントの世紀 1901〜2000』 より

【目次】
第1章 ストップウォッチ・サイエンス ―「科学的管理法」の登場
第2章 モダン・タイムス ― フォードの大量生産ライン
第3章 組織の発見 ― アルフレッド・スローンの経営モデル
第4章 人間の発見 ― ホーソン実験と動態的管理
第5章 戦時中の教訓 ― 品質管理と日本の再生
第6章 夢の生活 ― マーケティングの興隆と人間関係学派
第7章 戦略の理解 ― ドラッカー、チャンドラー、アンゾフ、ミンツバーグ
第8章 組織的な麻痺 ― ヨーロッパ型の企業経営
第9章 エクセレントな冒険 ― 日本的経営への注目
第10章 新しいパワーバランス ― ABB、GE、トヨタ、デル
第11章 マネジメントの現状 ― 21世紀に向けて

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